サブスク型ホームページ制作会社8選|メリット・デメリットや従来型との比較
近年需要が高まっている「サブスク型ホームページ制作」。従来型とは違い月額費用を支払って利用するサービスですが、サブスク型でホームページを制作するメリットとは何でしょうか。本記事では、サブスク型ホームページ制作会社8選を紹介し、従来型との違いなどとあわせて解説します。
目次
サブスク型ホームページ制作とは?
サブスク型ホームページ制作とは、月額固定の料金でホームページを制作・運用できるサービスです。サブスクリプションサービスであるため毎月費用が発生しますが、1回の料金は比較的安く設定されており、初期費用も抑えられる点がメリットです。
また、従来の買い切り型と異なり、デザインの更新や機能追加も柔軟に対応してもらえます。企業や個人が安価でホームページ制作ができる選択肢として、近年需要が高まっています。
買い切り型(従来型)との比較
サブスク型ホームページ制作サービスと、買い切り型(従来型)の主な違いは以下の通りです。
サブスク型ホームページ制作サービス |
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買い切り型(従来型) |
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サブスク型ホームページの最大のメリットは、初期費用を抑えられる点です。制作費を一括で支払う必要がないため、ホームページ制作に大幅な予算を割けない場合におすすめです。
しかし、契約期間が終了するとホームページが利用できなくなる場合が多い点に注意しましょう。ホームページを利用している期間は、毎月費用を支払う必要があります。
一方で、買い切り型(従来型)とは制作費を一括で支払い、自社でホームページの所有権を持てることが特徴です。初期費用は高くなりがちですが、制作後は自社で自由にホームページをカスタマイズできます。
サブスク型ホームページ制作会社8選
ここからは、数あるサブスク型ホームページ制作会社のなかでも特におすすめの8社を紹介します。
1.株式会社アクセスジャパン
株式会社アクセスジャパンは、利用しやすい料金体系でサブスク型ホームページ制作を提供しています。初期費用や制作費用、解約費用は0円。顧客のニーズに応じた柔軟なカスタマイズが可能で、特に小規模企業や個人事業主にも人気です。
サイトのデザイン更新や機能追加もスムーズで、オンラインでのビジネス展開を強力にサポートします。更新代行などの安心のサポート体制も魅力の一つです。
初期費用 | 無料 |
料金プラン |
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対応可能業務 | ホームページ制作、動画制作など |
実績 | 株式会社アップグレイス、株式会社LEBENSTEAL 、美容室・サロンの経理屋さんほか |
サポート体制 | 料金プランに合わせたサイトイメージやコンテンツのヒアリング、サイト制作、運用、更新代行(シンプルプラン以外)など |
URL | 公式サイト |
2.UP TO DESIGN
UP TO DESIGNは、クリエイティブなデザインと使い勝手の良さが特徴のサブスク型ホームページ制作会社です。
顧客のブランドイメージに合わせたオーダーメイドのデザインを提供し、ビジネスの成長に合わせたウェブサイトの進化もサポート。契約2年目からは運用費用が抑えられる点も大きなメリットです。定期的な更新代理や保守サービスも含まれており、常に最新の状態を保てます。
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | シンプル:5,478円(税込)/月 ※2年目からは4,928円(税込)/月 スタンダード:10,978円(税込)/月 ※2年目からは9,878円(税込)/月 |
対応可能業務 | WebサイトおよびHP制作、システム開発など |
実績 | 産科医療研究LABO、大野組、あすいろプロジェクトほか |
サポート体制 | サイト制作の相談・打ち合わせ、充実のアフターフォロー、HPの更新代理、保守など |
URL | 公式サイト |
3.ESコンピューティング
ESコンピューティングは、技術力と顧客対応の良さが特徴のサブスク型ホームページ制作会社です。特に、動画をフル活用したサイトデザインを得意としており、小中規模から大規模なビジネスに適しています。
安定したサーバー運用と迅速なサポート体制により、ホームページの運営をトラブルなく、かつ効率的に行えます。
初期費用 | 無料 ※契約事務手数料 6,380円(税込) |
料金プラン |
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対応可能業務 | 月額型ホームページ制作、プロモーションビデオ制作、YouTube制作など |
実績 | しまだなごみ保育園、公益財団法人 富士社会教育センター、手作りハム工房 昭米ほか |
サポート体制 | 無料相談、目的・概要ヒアリング、デザイン・構成確認、運用サポート継続など |
URL | 公式サイト |
4.株式会社Higherfield
株式会社Higherfieldは、革新的なデザインが特徴のサブスク型ホームページ制作会社です。
ユーザー体験を最優先に考えたインターフェース設計で、訪問者の満足度を高めるサイトを構築。また、SEO対策も万全で、検索エンジンに強いウェブサイトを提供しています。ホームページの更新サポートとSEO集客サポートが付帯しており、集客と売上に繋げられるホームページ運用が可能です。
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | ■制作基本料金
■保守管理サポート
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対応可能業務 | ホームページ制作、SEO対策・SEOコンサルティング、広告運用など |
実績 | 鍼灸整骨院、司法書士法人、有料老人ホームほか |
サポート体制 | プラン相談、制作内容のすり合わせ、更新サポート、SEO集客サポートなど |
URL | 公式サイト |
5.Kurumi株式会社
Kurumi株式会社は、顧客との密接なコミュニケーションを重視したサブスク型ホームページ制作会社です。
専属のWebコンサルタントが付き、オーダーメイドのホームページを制作。運用後も継続的なサポートやネットパトロールで、ホームページの品質とパフォーマンスを保ちます。
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
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対応可能業務 | 月額制ホームページ制作、PR動画制作、Webサイトの企画、開発、Webコンサルティングなど |
実績 | アルティキッズ、五色湯、平沼橋こどもみらいクリニックほか |
サポート体制 | オーダーメイドで無料制作、毎月のメンテナンス、月1回の無料修正、定期的なWebコンサルティングなど |
URL | 公式サイト |
6.株式会社プロパゲート
株式会社プロパゲートは、ビジネスの成長をサポートするサブスク型ホームページ制作サービスを提供しています。
ホームページ制作では、テンプレートは一切不使用で完全オリジナルのサイトを制作。専属の担当者が1名付き、ホームページの修正や保守、管理までサポートします。また、ユーザーフレンドリーなデザインとSEO対策を重視し、集客に特化したホームページの構築を行います。
初期費用 | 5,000円 |
料金プラン |
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対応可能業務 | ECサイト/ネットショップの制作、Webメディアの企画、運営、インフルエンサーマーケティング支援など |
実績 | 三菱地所株式会社、伊藤忠建材株式会社、マックスバリュ南東北株式会社ほか |
サポート体制 | 専属担当制、お申込から最短4週間で納品、HP作成についての取材、サンプルでのサイト確認など |
URL | 公式サイト |
7.ZANMAI株式会社
ZANMAI株式会社は、レスポンシブ対応やドメイン・サーバーの管理、データバックアップサービスなど幅広い機能が付帯したサブスク型ホームページ制作会社です。
ユーザーにとって魅力的かつ使いやすいサイト設計に定評があり、ウェブサイトの目的に合わせた最適なソリューションを提供。また、サイト公開から2年後にはデザインのマイナーチェンジ、4年後にはフルリニューアルが可能で、デザインが古くなる心配はありません。プランによっては2ヶ月に1回の定期ミーティングもあり、分析や改善からホームページの価値を長期的に向上させます。
初期費用 |
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料金プラン |
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対応可能業務 | 定額制ホームページ制作、ホームページ企画・運営、ポータルサイトの運営・管理、Webプロモーションなど |
実績 | 越後のお宿旅館いなもと、ワキ製薬株式会社、株式会社石井組ほか |
サポート体制 | ホームページ管理システム(CMS)実装による更新、更新・修正依頼は複数回OK、ドメイン・サーバー費用込みなど |
URL | 公式サイト |
8.ライド株式会社
ライド株式会社は、月額3,630円(税込)からホームページが制作できるサブスク型ホームページ制作会社です。
専任デザイナーがデザインを提案し、さまざまな要望に沿った機能を付帯したホームページを提供してくれます。ユーザー体験を重視したデザインと直感的な操作性で、集客の強化・販売促進・売上向上が期待できます。
初期費用 | 33,000円(税込) |
料金プラン |
※別途、セキュリティ保守・サーバー費2,530円(税込)/月 |
対応可能業務 | ホームページ制作、Webコンサルティングなど |
実績 | 株式会社風林火山、株式会社エイチ・クレド、Miss Galaxy of Beautyほか |
サポート体制 | 簡単なアンケートに答える形でおしゃれなホームページ作成、プロのデザイナーによる専任担当など |
URL | 公式サイト |
サブスク型ホームページ制作のメリット
ここでは、サブスク型ホームページ制作のメリットを3つ紹介します。
初期費用を抑えられる
サブスク型ホームページ制作の最大のメリットは、高額な初期費用を抑えられる点です。
従来の買い切り型では、一般的に数十万円〜数百万円ほどの制作費用が発生します。しかし、サブスク型ホームページ制作であれば、月額1〜2万円程度でホームページの制作が可能です。そのため、スタートアップや小規模ビジネスでも予算を確保しやすく、オンラインで集客ができるようになります。
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制作・運用を任せられる
サブスク型ホームページ制作は、制作・運用を任せられるため、専門的な技術や運用の知識がなくても安心です。ウェブデザイン、コーディング、サーバー管理、さらには定期的なコンテンツ更新やセキュリティ対策まで、プロの手に委ねることができます。
自身で制作・運用する場合は、高機能なホームページは製作できなかったり、定期的なコンテンツ更新に手が回らなかったりする可能性があります。また、セキュリティ対策に不足があれば情報漏洩のリスクも伴うため危険です。サブスク型であればすべてプロに任せられるため本業に集中でき、ホームページの品質管理や最新トレンドへの追随も負担なく行えます。
解約のハードルが低い
サブスク型ホームページ制作は、必要がなくなった時に簡単に解約できます。長期契約や大きな解約金が必要なサービスとは異なり、サブスク型では比較的フレキシブルに契約の見直しができるため、他者への乗り換えも比較的簡単に行えます。
しかし、基本的にホームページの所有権はないため、解約するとホームページが利用できなくなる場合があります。また、最低契約期間が設定されている場合、期間中は解約できない点にも注意が必要です。
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サブスク型ホームページ制作のデメリット
さまざまなメリットがあるサブスク型ホームページ制作ですが、デメリットがある点も理解しておきましょう。
機能に制限がある
サブスク型ホームページ制作では、利用できる機能が制限される場合があります。特に基本的なプランでは、特別な機能や独自のデザインの要望には対応していないことが多いです。
例えば、「よりスタイリッシュなデザインにしたい」「この機能を追加してほしい」といった要望をすべて叶えてもらうことが難しい場合もあります。高度なカスタマイズや特定の機能を求める場合は、追加料金が発生するか、サービスの範囲外となる点に注意しましょう。
ビジネスの要件に合わせてサービス内容をしっかりと確認し、必要な機能が提供されるかを把握することが重要です。
解約後にホームページが使えない可能性がある
サブスク型ホームページ制作サービスを解約すると、作成したホームページを利用できなくなる可能性があります。なぜなら、基本的にホームページの所有権は制作会社が持っているためです。
なかには、別途料金を支払うことで解約後のホームページの所有権を買い取れるサービスもあります。解約後にホームページが使えなくなる可能性がある点を事前に理解し、長期的な運用計画を立てましょう。
修正・変更がなくても費用が発生する
サブスク型ホームページ制作の場合、ホームページに修正や変更が必要ない月でも定額の費用が発生します。そのため、更新頻度が少ない場合は割高になる可能性もあるでしょう。
しかし、月額費用には継続的なサポートやセキュリティ対策のための費用も含まれます。ホームページが安定して稼働し、常に最新の状態を保つために必要な経費といえるでしょう。ビジネスの規模や予算に応じて、コストパフォーマンスを考慮することが大切です。
長期利用の場合は割高になる可能性がある
サブスク型ホームページ制作を長期間利用すると、総コストが従来型の一括支払い方式と比較して割高になることがあります。
月額料金制のため、時間が経つにつれて支払い総額が増加します。短期間での利用や頻繁なアップデートが必要な場合にはコストパフォーマンスが良いですが、長期的に安定して利用する予定の場合は、総費用を検討してほかの選択肢と比較することが重要です。
初期費用は高くなりますが、買い切り型の方が長期的に見ると経済的な場合もあります。
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サブスク型ホームページ制作が適しているケース
目的によって、サブスク型ホームページ制作が適しているケースと適していないケースがあります。ここからは、どのようなケースに適しているのかを紹介します。
費用を抑えて長期で運用したい
初期費用を抑えつつ、長期にわたってホームページを運用したい場合、サブスク型ホームページ制作が適しています。高額な初期費用が不要なため、資金をほかの事業活動に振り分けることが可能です。
また、月額料金にはサイトの更新やメンテナンス費用も含まれているため、頻繁に更新が必要な場合にはコストパフォーマンスが良いでしょう。予算の管理がしやすく、安定した運用が見込めるため、特にスタートアップや小規模事業者に最適な選択肢です。
デザイン・機能にこだわりがない
デザインや機能に特にこだわりがなく、標準的なホームページで目的を達成できる場合、サブスク型ホームページ制作が最適です。
サブスク型では、基本的にこだわったデザインや特別な機能は付帯しておらず、一般的に使いやすく効果的なテンプレートや基本的な機能を提供しています。そのため、迅速かつコスト効率良くホームページを製作できます。
ただし、デザインや機能を妥協して目的を達成できない場合はホームページが無駄になる可能性もあるため、必要な機能を事前に洗い出したうえで制作会社を選びましょう。
サブスク型ホームページ制作のメリット・デメリットを理解しよう
サブスク型ホームページ制作は、初期費用を抑え、プロによる継続的なサポートを受けられる点が大きなメリットです。小規模ビジネスやスタートアップ企業にとっては、資金を効率的に活用できる理想的な選択肢となるでしょう。
一方で、機能に制限があったり、長期間の利用でコストがかさんだりするなどのデメリットもあります。自社のビジネス状況やホームページに求める要件を考慮し、サブスク型のメリットがデメリットを上回るかどうかを判断することが重要です。
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