BPOコンサルティングとは?強みや期待できる効果を解説

最終更新日時:2023/05/15

アウトソーシング

BPOコンサルティングとは

近年ではその市場も広がりを見せているBPO。しかし、BPOをどのように導入していくのかわからない担当者の方も多いでしょう。そこで本記事では、そんなBPOの導入をサポートしてくれるBPOコンサルティングについて、強みや期待できる効果など徹底解説していきます。

BPOコンサルティングとは?

BPOとは、「Buisiness Process Outsourcing」の略です。単に業務を消化していくアウトソーシングではなく、継続的に業務を請け負う中で、業務改善を図り付加価値の付与も目指します。

BPOは主に事務や文書管理など、ノンコアと呼ばれる業務領域の中で広く活用されています。このことから、BPOコンサルティングは、BPOの考え方に基づいてコンサルティング業務をおこなうことだとまず認識しておきましょう。

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通常のコンサルティングとの違い

BPOコンサルティングは業務の根本から改善や提案をする点において、通常のコンサルティング業務とは異なります。

BPOコンサルティングは業務コンサルティングの領域に属しますが、カバーエリアが広くITコンサルティングや人事コンサルティングなど、他の領域にもクロスオーバーする可能性がある点は特徴といえるでしょう。

BPOコンサルティングが企業に必要な理由

BPOコンサルティングが企業に必要な理由は大きく分けて2つ存在します。ここでは、2つの理由についてそれぞれ解説していきます。

BPOの対象となる業務を選定してくれるため

BPOコンサルティングが必要とされるのは、委託する対象業務の選定が難しい場合です。BPOをするにあたってはどの業務にアウトソーシングが必要なのか見定める必要がありますが、その判断が困難になる可能性も否めません。

課題や問題点が分析できていなければ適切なアウトソーシング化も難しいため、BPOの効果を最大化することはできないでしょう。この点において、BPOコンサルティングは、自社のどの業務をアウトソーシングしたらいいのかなどの判断をサポートしてくれるので、無駄のないアウトソーシングが実現します。

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業務改善が中々進まないため

現場で進まない業務改善に対しても、BPOコンサルティングはサポートしてくれます。業務改善を現場でおこなう場合、現場での視点で進めてしまい、企業経営などの観点に立つのが難しいのがネックとなります。

その点、BPOコンサルティングは現場視点だけではなく経営視点にも立って業務改善を図れるため、企業の成長を念頭に置いた視野の広い業務改善策を打ち出せるのも必要とされる理由です。

BPOコンサルティングの強み

BPOコンサルティングの強みは3つあります。いまいちBPOコンサルティングの良さが分からないという場合には、本項で紹介する3つの強みを踏まえて再度検討してみてはいかがでしょうか。

最新の技術や専門知識を押さえている

BPOコンサルティングの強みとして、最新の技術や専門知識を押さえている点が挙げられます。近年ではITやAIをノンコア業務に導入し、業務効率を劇的に向上できる環境になってきました。

しかし、知識やノウハウがない企業は最新の技術、専門知識を導入できず、旧態依然とした業務体制からの脱却を図れないことも多いでしょう。その点、BPOコンサルティングは、該当する業務領域に導入可能な最新技術や知識を押さえているため、自社のみでは対応できない柔軟な改善策の提案が可能となるのは大きな強みといえるでしょう。

幅広い視点を活用した業務提案をしてくれる

幅広い視点を活用した業務提案ができることも、BPOコンサルティングの強みになります。BPOコンサルタントは、さまざまな業界の業務改善実績を請け負ってきている場合が多く、視点の幅広さが特徴です。

たとえば、事務という業務領域でも商社やIT、メーカーといった異なる業界の知識を蓄えているため、業界の垣根を超えてさまざまな考え方を導入することが可能です。このように、業務提案の幅広さは、BPOコンサルティングの持つ大きな強みの一つといえます。

自社の業務の改善や効率化へ活用できる

BPOコンサルティングを導入することにより、コンサルティング期間が終わった後も自社の業務改善や効率化を推進する手助けができるといった強みがあります。

BPOコンサルティングは業務改善案だけではなく、業務改善に必要な考え方や視点も持ち込んでくれるため、自社のみで解決しようと閉塞していた改善案、効率化案を柔軟にするのに役立ちます。

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BPOコンサルティングの活用で期待できる効果

ここでは、BPOコンサルティングを活用することで期待できる効果について3つのポイントを解説していきます。

委託する業務を明確にできる

BPOコンサルティングが介入することによって、実際に現在どの部門部署に委託が必要なのかを明確化することが可能です。人員や業務運営に問題がない部署に委託をしても効果が薄く、かえって混乱や不満の原因となる可能性もあるでしょう。

そのため、コンサルティングを通して委託が必要な業務を明確にし、問題がある箇所にピンポイントでアウトソーシングをおこなえるのはBPOコンサルティングのもたらす効果といえます。

自社に適した運用モデルを採用できる

自社に適した運用モデルを採用できる点も、BPOコンサルティングの活用で期待できる効果の一つです。

BPOコンサルティングでは自社の業務状況を洗い出すことで、業務上や経営上の問題を可視化することが可能です。問題が可視化されれば、BPOの運用方法なども自社の抱える課題に合った形で採用することができるでしょう。

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企業の成長をBPOで促進できる

BPOコンサルティングの活用で期待できる効果として、企業の成長をBPOで促進できることもメリットの一つとして挙げられます。BPOコンサルティングでは業務改善を通じて経営上の問題点も可視化することが可能です。

これによって、コストカットなどの効率化を図っていけるため、部門単位の成長ではなく、企業全体を通じた成長にも繋げられる点が期待できる効果といえます。

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BPOコンサルティングの選び方・選定ポイント

BPOコンサルティングにもさまざまなサービスがあるため、何を基準に選ぶべきか分からないこともあるでしょう。ここでは、BPOコンサルティングの選定ポイントを3つ紹介していきます。

実績・導入企業

BPOコンサルティングの選び方として、まずは依頼を検討している業務分野の実績を確認するようにしましょう。事務分野でのBPOコンサルティング依頼をしたいのに、同分野での実績が全くないコンサルティング会社に依頼しても効果は未知数です。

このことから、BPOコンサルティングの効果を最大化するためにも、まずは依頼予定の分野でしっかり実績を残しているかどうかを基準に選ぶのは重要です。

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導入コスト・業務品質

導入コストや業務の品質は必ず事前に調査、チェックすることもBPOコンサルティングの選び方としておすすめします。

導入コストが低いものほどよいというわけではなく、導入後の業務品質やサポート体制の充実度も重要です。コストとサービスのバランスをみて、自社の求める業務品質とコストを満たしているBPOコンサルティングに依頼をするようにしましょう。

セキュリティ体制

BPOコンサルティングの選び方には、セキュリティ体制が整っているかどうかを重視しましょう。BPOコンサルティングでは、コンサルティング会社に自社の重要な情報を共有することが必要です。

そのため、BPOコンサルティング会社の認証資格有無や、その他の情報セキュリティに関する体制も事前にチェックしておきましょう。

BPOコンサルティングの導入を成功させるコツ

メリットが大きいようにみえるBPOコンサルティングですが、導入後成功するかどうかは自社の努力や対応にかかっている部分もあります。ここではBPOコンサルティング導入を成功させるコツを紹介していきます。

効果測定を定期的におこなう

BPOコンサルティングを導入した分野の成約率や売り上げなど、効果の測定は定期的におこなうようにしましょう。効果が出ていないのに利用を続けるのはコストだけが嵩み、かえって不利益をもたらす可能性があります。

そのため、BPOコンサルティングによってプラスの効果が出ているかどうかは逐次確認するようにしましょう。

事前に価格相場や予算を把握しておく

BPOコンサルティングを導入する際には、想定されるコストや価格相場は事前に把握しておきましょう。BPOコンサルティングなどの特徴として、企業の想定よりもコストが高くなってしまう点が挙げられます。

だからこそ、利用前には必ずある程度シミュレーションをおこない、予算の範囲内でコンサルティングを利用できるか確認しておくのが成功の秘訣です。

業務の進捗を確認できる体制を整備する

BPOコンサルティングの導入前には、業務の進捗を確認できる体制を整備することが重要です。BPOコンサルティングではアウトソーシングを導入することになるため、依頼した業務の進捗などが確認しづらくなることがあります。

そのため、進捗管理シートやアプリケーションなどを活用し、アウトソーシング後も業務進捗に遅れがないかをチェックできる環境づくりをおこないましょう。

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BPOコンサルティングの強みや効果を押さえておこう

本記事では、BPOコンサルティングの強みや効果、成功のコツを紹介していきました。自社で解決し切れない業務課題も、BPOコンサルティングを正しく活用すれば効率改善に繋げることが可能です。導入を検討している場合は是非、本記事を参考にしてみてください。

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