プレッシャー世代とは?年齢や特徴は?優秀と言われる理由も解説

2022/8/31 2022/08/31

デジタル化

プレッシャー世代のビジネスマン

プレッシャー世代とは、氷河期世代とゆとり世代の間の世代を指します。スポーツ選手を始め、世界的に活躍している人が多い優秀な世代です。本記事では、そんなプレッシャー世代について、プレッシャー世代の年齢から優秀と言われている理由まで徹底解説していきます。

プレッシャー世代とは?

日本では様々な世代に呼び名がつけられていますが、「団塊世代」や「ゆとり世代」など、比較的メジャーともいえる呼び名と比べると「プレッシャー世代」は、あまり社会に浸透していない印象があるでしょう。

そこでまずは、プレッシャー世代の年齢とその由来について解説します。

プレッシャー世代の年齢

プレッシャー世代は、1982年~1987年に生まれた、2022年現在で34歳~40歳の人を指します。そのため、「世代」の位置付けとしては、氷河期世代とゆとり世代の間に存在する世代です。

ただし、バブル崩壊後の就職氷河期を経験した氷河期世代と、ゆとり教育を受けたゆとり世代は広く知られている反面、プレッシャー世代は、社会的に注目される機会がなかったため、プレッシャー世代の当事者でさえも「知らない」という人は多いのではないでしょうか。

しかし、プレッシャー世代が過ごした時代も、ケータイやテレビゲームが普及し始めるなど、社会に新しいものが次々と登場しています。そのため、プレッシャー世代は、ライフスタイルに大きな変化が訪れた時代でもあるのです。

プレッシャー世代の由来

プレッシャー世代という呼び名の由来は、あらゆるプレッシャーを耐え抜いたことからきています。

プレッシャー世代は、バブル崩壊後の不景気や就職氷河期の名残を体験し、また、阪神・淡路大震災やアメリカの同時多発テロ、東日本大震災など、規模の大きい天災や事件を、多くの人が幼少期から20代にかけて目の当たりにしました。

そのため、決して平穏とはいえない時代背景の中で、「自分の力だけではどうにもならない現実」のプレッシャーを受けながら育ったことから、「プレッシャー世代」と呼ばれるようになったと考えられています。

プレッシャー世代と関係のある世代

プレッシャー世代をはさむ「氷河期世代」と「ゆとり世代」の概要にも触れておきましょう。

氷河期世代

氷河期世代は、プレッシャー世代の1つ前の世代で、1970年~1982年に生まれた人を指します。氷河期世代が過ごした時代では、バブルが崩壊し、日本はかつてない不況に陥りました。

そのため、雇用枠が大幅に減少するとともに、正規雇用での就職が困難になり、就職活動に非常に苦労した背景があります。こういった理由から、氷河期世代はバブル崩壊の影響を大きく受けた世代といっても過言ではありません。

ゆとり世代

ゆとり世代は1987年~2004年に生まれ、豊かな人間性を育むために施行されたゆとり教育を受けて育った世代です。ゆとり世代は、ワークライフバランスを重視する人が多く、仕事よりプライベートを充実させたいという考え方を持っています。

そのためか、競争よりも周囲との調和を好み、コミュニケーション能力に長けている一面を持つ一方で、仕事においては、能動性が低いとされる傾向や、失敗を恐れるばかりに「指示待ち」と批判されることも少なくありません。

プレッシャー世代の特徴

プレッシャー世代は、自力ではどうすることもできない社会の変化と困難を経験していることから、生きる上でプレッシャーがあることは当たり前と考える傾向があり、それゆえに持ち合わせている特徴があります。

現実的な考え方を持っている

プレッシャー世代は就職難や大規模な災害・事件を目の当たりにしていることから、現実の厳しさを理解しています。そのため、現実的な考え方をする人が多い傾向にあるのです。

また、バブル崩壊後の不況を知っているため、堅実な生き方やライフスタイルを好む人が多いとされています。

プレッシャーに強い

プレッシャー世代は、バブル崩壊や大規模な天災など、個人では抗えない物事や困難があることを察知しています。そのため、予期せぬ展開にも耐える力があり、いざという時のプレッシャーを乗り越えるための強さを持っているのです。

プレッシャーに強いという特徴は、プレッシャー世代という呼び名の通り、最大の特徴といってもよいでしょう。

忍耐力がある

困難に直面した際に、諦めるのではなく、立ち向かうことを選択する傾向があるのもプレッシャー世代の特徴です。

これらの特徴はビジネスシーンにおいても、投げ出すことなく、コツコツと成果に向けて忍耐強く努力するといった仕事観や姿勢として顕著に現れることでしょう。

無理をせずリスクを背負わない

プレッシャー世代が過ごした時期は、バブル崩壊によって大企業でさえも倒産の危機に直面するような経済状況にありました。そのため、リスクを背負い、無理をして頑張っても失敗することがあると知っています。

こういった状況を目の当たりにしていたプレッシャー世代は、無理をしてまで大きな挑戦をする必要はないと考え、自分の現状に満足し、現状の範囲内でベストを尽くそうとする傾向があるのです。

物事への対処が冷静

プレッシャー世代は、幼少期から不況の中で苦労をする両親を目の当たりにし、就職難といった困難を自ら経験した世代です。そのため、困難に直面しても焦ることなく、今の自分にできることを冷静に判断できる一面もあります。

共働き世帯で育った背景や、バブル崩壊によって「大企業に就職しても永遠の安定はない」ことを知っていることから、自立心が鍛えられている人も多く、失敗しても長く落ち込んだり、感情的になることなく問題を解決していこうとする傾向があるのです。

プレッシャー世代が優秀と言われている理由とは?

プレッシャー世代には優秀と呼ばれる人材が豊富といわれています。これにはどのような理由があるのでしょうか。

仕事での柔軟性が高い

プレッシャー世代は、不景気による社会の変化、デジタル化によるライフスタイルの変遷、詰め込み教育からゆとり教育への移行といった、あらゆる変化を経験しています。そのため、変化に対する柔軟性や適応力が高いと言われているのです。

消費者のニーズが目まぐるしく変化する現代のビジネス環境においては、それらの変化に対応できるスピード感と柔軟性はビジネスパーソンにとっても必要不可欠な要素となります。そのため、柔軟性に優れた人材に対する組織の評価は高く、プレッシャー世代が優秀といわれる理由のひとつになったといえます。

データ収集能力やリサーチ力に長けている

プレッシャー世代が育った時代は、ケータイやパソコン、テレビなどが広く普及した時代でもあるため、情報収集するための環境が整っていました。そのため、プレッシャー世代は、自発的な情報収集を若い頃から積極的に行っていたため、情報収集能力やリサーチ力が自然と養われたと考えられているのです。

また、自ら新しい情報を収集しようと行動していたことから、新しいものを取り入れることに抵抗が少ないともいわれています。

強靭なメンタルを持っている

プレッシャー世代は、バブル崩壊で不況に陥った現実を幼少期から目の当たりにしています。そのため、失敗は当たり前と考え、成功するまで何度も挑戦する強靭なメンタルを持っているのです。

また、プレッシャー世代は理想を追い求めないという特徴があります。つまり、現実とかけ離れた夢や目標を目指すこともないため、深く落胆することが少ないのでしょう。

プレッシャー世代の著名人

プレッシャー世代には優秀な人材が多いといわれていることが分かりました。そこで、プレッシャー世代で活躍する著名人を業界ごとにご紹介します。

スポーツ選手

プレッシャー世代には、世界的に活躍するスポーツ選手が多いといわれています。

  • 北島康介/平泳ぎ(100m・200m)で日本人唯一となる五輪での2種目2連覇達成
  • 吉田沙保里/女子レスリング・フリースタイルにて五輪3連覇、世界選手権13連覇を達成
  • 五郎丸歩/元ラグビー選手。2005年〜2015年までの間、日本代表として57試合に出場
  • ダルビッシュ有/MLBでアジア人史上2人目の最多勝利(日本人初)と最多奪三振を獲得
  • 村田諒太/ロンドン五輪にてボクシングミドル級金メダル獲得
  • 高橋大輔/バンクーバー冬季五輪にてフィギュアスケート男子シングル銅メダル獲得
  • 宮里藍/世界ランク1位にも君臨した元女子プロゴルファー。日米通算24勝を記録。

俳優

プレッシャー世代は2022年現在30代であることから、テレビや映画で活躍している俳優も多くいます。一例として、下記のような方々が挙げられます。

  • 松田翔太
  • 石原さとみ
  • 綾瀬はるか
  • 蒼井優
  • 松山ケンイチ

ミュージシャン

プレッシャー世代のミュージシャンには、デビュー当初から現在も活躍し続けている人やモデルと歌手の2つをこなすなど、多彩な才能を持った人が多いといわれています。

  • 宇多田ヒカル
  • 木村カエラ
  • 鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)

お笑い芸人

プレッシャー世代には、個性的な観点を持ち、挑戦を惜しまないマインドを持った人が多いという印象があります。現在でも活躍されているお笑い芸人には、以下の方々が挙げられます。

  • 渡辺直美
  • イモトアヤコ
  • 藤森慎吾(オリエンタルラジオ)
  • もう中学生

プレッシャー世代は様々な場所で活躍できる優秀な世代

経済不況や大規模な災害やテロ事件など、世界的にも厳しい環境を生き抜いたプレッシャー世代は、困難に立ち向かう強靭なメンタルや、変化に対応する柔軟性を持ち合わせていることが特徴です。

「団塊世代」や「ゆとり世代」と違って、社会的に注目される機会が少なかったのは、突出した「ネガティブな特徴」がなかったことも要因の一つといえるのではないでしょうか。

適応力、能動性、情報収集力といった能力は、まさに現代のビジネス環境にマッチした能力でもあります。また、2022年現在で30代を迎えるプレッシャー世代は、労働力としても中心を担う世代です。ここでご紹介した特徴を組織内の「プレッシャー世代」とのコミュニケーションの参考の一つとして活かしてみてはいかがでしょうか。

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